Excelでセルを簡単にコピーする3つの方法

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この記事ではWindows10Excel2019を操作しています。異なるバージョンでも同じ操作でコピー貼り付けができます。

エクセルを操作する中で、頻繁に利用する機能の一つが「コピー」です。

セルに入力した数式や文字列を別のセルにコピーして利用することで、一から入力するよりもずっと効率的にエクセルを使いこなすことができます。

今回は、エクセルで使用できる基本的なコピー方法・3種類を解説します。

[Ctrl+C]でコピーし、[Ctrl+V]で貼り付ける

Windowsの基本的なコマンドであるコピー[Ctrl+C]と貼り付け[Ctrl+V]を利用してセルをコピーします。

この方法は、エクセルに限らずWindowsにインストールされている他のアプリケーションでも利用できます。

Excelでセルを簡単にコピーする3つの方法

  1. コピーするセルを選択(A1セルをクリック)し、キーボードの[Ctrl]キーと[C]キーを同時に押す
  2. 貼り付け先をクリックで選択、もしくはドラッグで選択(A2からA5まで)し、 [Ctrl]キーと[V]キーを同時に押す
  3. コピー貼り付けの完了

コピー元(コピーするデータ)セルから離れている場合は、上記の方法が一番簡単です。コピー元セルの左右や上下など隣接するセル範囲の場合は、次に説明するフィルハンドルを利用しましょう。

フィルハンドルをドラッグしてコピーする

コピーするセルをアクティブにして、右下に表示されるフィルハンドル(小さな黒い四角形)をドラッグしてコピーします。

Excelでセルを簡単にコピーする3つの方法

  1. コピーするセルを選択し、右下のフィルハンドルにマウスポインタを合わせます。
  2. コピーしたいセルまでドラッグします。
  3. コピー完了です。

コピー元セルの左右セルや上下セルなど隣接するセル範囲に数式をコピーする場合は、上記の方法が一番簡単です。

フィルハンドルをダブルクリックしてコピーする

コピーするセルをアクティブにして、右下に表示されるフィルハンドルをダブルクリックしてコピーします。

Excelでセルを簡単にコピーする3つの方法

  1. コピーするセルを選択し、右下のフィルハンドルにマウスポインタを合わせます。
  2. そのままフィルハンドルをダブルクリックします。
  3. コピー完了です。

フィルハンドルをダブルクリックしてコピーする機能は、隣接する列のデータが入力されている行(もしくは列)まで有効です。

【応用編】Excelでできる様々なコピー

Excelのセルは「入力内容」「書式」「値」の3つの情報で構成されており、 上記で説明したコピー方法は、コピー元セルに含まれるすべての情報をコピー先セルに貼り付けることになります。

セルの構成

入力内容…セルに入力した数式や文字列の情報
書式…セルに設定した背景色や罫線、フォントなどに関わる情報
値(あたい)…セルに入力した数式から導き出された結果

しかし、状況によっては「数式だけ貼り付けたい」「書式だけ貼り付けたい」「数式の結果(値)と書式を貼り付けたい」などといった場合があります。

そのような場合に応じて、様々なコピー貼り付けができるよう用意されている機能が「貼り付けのオプション」です。

「貼り付けのオプション」は、[ホーム]タブ内の左端に表示されています。[Ctrl]+[C]で貼り付け元のセルをコピーしたあと、 このボタンを使って貼り付け方法を選択しましょう。

Excelでセルを簡単にコピーする3つの方法

「貼り付けのオプション」は、[Ctrl]+[V]で貼り付けた後にもセルの右下にボタンで表示されます。

貼り付けのオプション機能を使用して、エクセルをさらに効率的に使用しましょう。

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