エクセルで一番メジャーな関数は「SUM」です!
とりあえず、エクセル使うならSUMから。って感じで覚える方も多くいますね。
SUM関数は合計を出す以外にも、IFと組み合わせて応用したり、エクセルを使う限りはずっと仲良くしなきゃいけません。
ということで、あなたも SUM関数を使ってみましょう!
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SUM関数とは
SUM関数は合計を出すための関数です。[br num=”1″]
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SUM関数と「+」による足し算の違い
「+」で足し算をした結果と同じ結果を出すことになりますが、SUM関数の方が複数範囲の合計を簡単に出すことができます。
たとえば、A1~A5までの合計をA6に出す場合、「+」で足し算をすると以下の数式になります。
長いです。。
この方法だと、セルの数が増えると、数式もどんどん長くなってしまいます。
しかし、SUMでは合計したいセルが連続している範囲であれば、短い数式でおさまります。
スッキリしてますよね!
ということで、複数のセルを合計する場合は、SUM関数がお勧めです。
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オートSUMを利用する方法
- A1からA5までサンプルデータを入力します。この画面では、A1に1、A2に2、A3に3、A4に4、A5に5を入力しました。[br num=”1″]
[br num=”1″] - A6を選択し、[ホーム]タブの右端にある[オートSUM]をクリックします。[br num=”1″]
[br num=”1″] - A6に「=SUM(A1:A5)」と入るので[Enter]キーを押します。[br num=”1″]
[br num=”1″] - A6に「15」が返りました。[br num=”1″]
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「オートSUM」とは
オートSUMとは、選択しているセルにSUM関数を簡単に入力するための機能です。
選択しているセル(数式を入れるセル)の周囲に連続した数値セル(今回はA1からA5)がある場合、自動的に連続した数値セルのセル番地(A1:A5)を指定します。
自動認識されたセル番地を変更したい場合は、合計したい範囲をドラッグすると、再指定することができます。[br num=”1″]
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連続した範囲をSUM関数で合計する方法
- A1からA5までサンプルデータを入力します。この画面では、A1に1、A2に2、A3に3、A4に4、A5に5を入力しました。[br num=”1″]
[br num=”1″] - A6を選択し、数式バーのfxを押します。[br num=”1″]
[br num=”1″] - [関数の挿入]画面が表示されたら、上部の[関数の検索]枠に「sum」と入力して[検索開始]ボタンをクリックします。[br num=”1″]
[br num=”1″] - 画面中央の[関数名]枠から「SUM」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。[br num=”1″]
[br num=”1″] - 自動的に[数値1]枠に「A1:A5」と反映されるので[OK]ボタンをクリックします。※[関数の挿入]画面から連続している範囲に数式を入れる場合、自動的にセル範囲を認識します。[br num=”1″]
[br num=”1″] - A6に数式が入力され、「15」が返りました。[br num=”1″]
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連続していない範囲をSUM関数で合計する方法
飛び石のように飛び飛びのセルをSUM関数で合計する方法です。
- A1、A2、A4、A5にサンプルデータを入力します。A3は空白のままにします。この画面では、A1に1、A2に2、A4に3、A5に4を入力しました。[br num=”1″]
[br num=”1″] - A7を選択し、数式バーのfxを押します。[br num=”1″]
[br num=”1″] - [関数の挿入]画面が表示されたら、上部の[関数の検索]枠に「sum」と入力して[検索開始]ボタンをクリックします。[br num=”1″]
[br num=”1″] - 画面中央の[関数名]枠から「SUM」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。[br num=”1″]
[br num=”1″] - [数値1]枠内に自動で反映された範囲がある場合は[Delete]キーで削除します。
[数値1]枠内にカーソルがあることを確認し、A1からA2までドラッグします。[数値1]枠に「A1:A2」と入ります。続いて[数値2]枠内をクリックしてカーソルを移動し、A4からA5までドラッグします。[数値2]枠に「A4:A5」と入ります。[OK]ボタンをクリックします。[br num=”1″]
[br num=”1″] - A7に数式が入力され、「10」が返りました。[br num=”1″]
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SUM関数の数式説明
説明の前に!数式の引数など構造がわからない場合は、まず「数式を入力しましょう」をご参照くださいね。
では、連続した範囲をSUM関数で合計した場合の数式について説明します。
この数式を日本語で読むと、
となります。
続いて、連続していない範囲をSUM関数で合計した場合の数式について説明します。
この数式を日本語で読むと、
となります。
このように、関数で数式を作ったら、頭の中で日本語に変換すると、構造を覚えやすいですよ。
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まとめ
- SUMは合計を出すための関数。
- 連続していない複数の範囲を合計する場合は、数値1、数値2、数値3の枠に合計したいセルを指定する。
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