今回は、COUNT関連関数から、「COUNTIF(カウントイフ)関数」について説明します。
この関数は、条件に一致するデータの個数を数えることができます。Excelの中でも使用頻度が高い関数ですね。複数条件の場合は「COUNTIFS(カウントイフズ)関数」を利用します。詳細は以下をご覧ください!
COUNTIFS(カウントイフズ)の使い方
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COUNTIF関数とは
COUNTIF関数とは、範囲内で条件に一致するセルを数えるための関数です。
たとえば、以下のような特定範囲のデータの中で「田中」というセルがいくつあるかを数えることができます。[br num=”2″]
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上の図では、A3とA5が「田中」と入力されているため、COUNTIF関数で数えると「2」が返る仕組みになります。
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COUNTIF関数の使い方
- 以下の表をサンプルとして作成します。[br num=”1″]
A1:データ、A2:山田、A3:田中、A4:松本、A5:田中、A6:林、C1:条件、D1:個数[br num=”1″]
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- 条件として利用するC2を選択し、「田中」と入力します。[br num=”2″]
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- D2を選択し、数式バーの左側にある[関数の挿入]ボタンをクリックします。[関数の挿入]ダイアログボックスが表示されます。[br num=”2″]
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- [関数の検索]ボックスの「何がしたいかを簡単に入力して、[検索開始]をクリックしてください。」部分に「COUNTIF」と入力し、[検索開始]ボタンをクリックします。[関数名]ボックス内の先頭に「COUNTIF」が表示されるので、選択して[OK]ボタンをクリックします。[br num=”2″]
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- [関数の引数]ダイアログボックスが表示されるので、下図のように入力します。入力後に[OK]ボタンをクリックしてください。※英数字は半角で入力します。また、該当セルをドラッグすると、自動的にセル番地が反映されます。[br num=”1″]
【範囲】・・・・A2:A6
【検索条件】・・C2[br num=”1″][br num=”2″]
- 数式バーに「=COUNTIF(A2:A6,C2)」が入り、D2セルには「2」が返ったことを確認してください。[br num=”2″]
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COUNTIF関数の解説
今回作成した「=COUNTIF(A2:A6,C2)」という数式について説明します。
この数式を日本語に変換すると「A2からA6の範囲内でC2に一致するセルを数える」となります。[br num=”2″]
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今回はC2セルに条件を入力しましたが、以下のように数式内に直接条件を指定することもできます。
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まとめ
- COUNTIF関数とは、範囲内で条件に一致するセルを数えるための関数。
- 条件をセルに入力するか、数式内に直接指定することができる。