今回は、COUNT関連関数から、「COUNTA(カウントエー)関数」について説明します。
そういえば、「COUNTA」ってなんて読むの?という質問を受けることがよくあるんですよ~。人によっては「カウンタ」と読むこともありますが、「COUNT」に「A」が付随した関数なので、「カウントエー」と読みます。
この関数は、文字や数字など、セルに何か入っていれば「1」と数えてくれます。単独で利用するよりも、IFなど他の関数と組み合わせて利用することが多いですね!
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COUNTA関数とは
COUNTA関数とは、範囲内の空白以外のセルを数えるための関数です。
たとえば、特定範囲のデータの中で空白以外のセルがいくつあるかを数えることができます。[br num=”2″]
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上の図では、A2からA6まで数値や文字列が入力されているので、COUNTA関数で数えると「5」が返る仕組みになります。
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COUNTA関数の使い方
- 以下の表をサンプルとして作成します。[br num=”1″]
A1:データ、A2:12A、A3:13、A4:14、A5:15、A6:16S、C1:数値[br num=”1″]
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- C2を選択し、数式バーの左側にある[関数の挿入]ボタンをクリックします。[関数の挿入]ダイアログボックスが表示されます。[br num=”2″]
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- [関数の検索]ボックスの「何がしたいかを簡単に入力して、[検索開始]をクリックしてください。」部分に「COUNTA」と入力し、[検索開始]ボタンをクリックします。[関数名]ボックス内の先頭に「COUNTA」が表示されるので、選択して[OK]ボタンをクリックします。[br num=”2″]
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- [関数の引数]ダイアログボックスが表示されるので、下図のように入力します。入力後に[OK]ボタンをクリックしてください。※英数字は半角で入力します。また、該当セルをドラッグすると、自動的にセル番地が反映されます。[br num=”1″]
【値1】・・・A2:A6[br num=”1″]
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- 数式バーに「=COUNTA(A2:A6)」が入り、C2セルには「5」が返ったことを確認してください。[br num=”2″]
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COUNTA関数の解説
今回作成した「=COUNTA(A2:A6)」という数式について説明します。
この数式を日本語に変換すると「A2からA6の範囲内で空白以外のセルを数える」となります。[br num=”2″]
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とびとびの範囲を数える場合は、「値2」「値3」にセル番地を指定してください。「値2」をクリックした時点で、「値3」の枠が自動的に表示され、最大で「値255」まで指定することができます。[br num=”2″]
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まとめ
- COUNTA関数とは、範囲内の空白以外のセルを数えるための関数。
- 数値データでも文字列データでも、セルに「何か」入っている場合は「1」と数える。