Excelでは、日付を扱うことがよくありますよね。日付の後に曜日も表示したいという場面もよくあります。
「セルの書式設定」を使って簡単に曜日を表示することができるので、ぜひお試しくださいね!
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セルの書式設定で曜日を表示する方法
- A1に「1/1」と入力して[Enter]キーを押します。「1月1日」と表示されます。[br num=”1″]
[br num=”2″] - A1を右クリックし、[セルの書式設定]をクリックします。[br num=”1″]
[br num=”2″] - [セルの書式設定]ダイアログボックスが表示されたら、[表示形式]タブ内左側[ユーザー定義]をクリック、画面中央[種類]枠内の「m”月”d”日”」の後に「(aaa)」を入力します。サンプル枠内に「1月1日(金)」と表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。[br num=”1″]
[br num=”2″] - 「1月1日(金)」と表示されました。[br num=”1″]
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曜日を表示させるための書式記号
上記方法では「(aaa)」を入力し、「(金)」を表示しました。
この「(aaa)」は書式記号といいます。
そのほかの書式記号についても覚えておくと便利です。
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書式記号 | 表示される結果 |
aaa | 金 |
aaaa | 金曜日 |
ddd | Fri |
dddd | Friday |
複数のセルに書式を設定する方法
複数のセルに同じ書式を設定する場合、連続した範囲であれば、ドラッグして範囲選択後に右クリック⇒[セルの書式設定]から設定します。
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飛び飛びのセルであれば、キーボードから[Ctrl]キーを押しながらクリックして選択後に右クリック⇒[セルの書式設定]から設定します。
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【雑学】書式で曜日が表示できる理由
Excelは日付や時刻のデータを「シリアル値」と呼ばれる数字で管理しています。
「シリアル値」は「1900年1月1日」を「1」とし、1日経過するごとに1ずつ足された数字です。
たとえば、「2016年1月1日」は、シリアル値に戻すと「42370」です。これは、「1900年1月1日」から「42370日経過した」とも言い換えられます。
この「シリアル値」に対して、内部では曜日データを対応させているのです。
必要であれば、「1900年1月1日」以降の曜日は、Excelで調べることができますね。
なお、「シリアル値」は日付のセルの表示形式を「標準」に変更すると、確認することができます。
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まとめ
- 曜日を表示したいセルを右クリック⇒[セルの書式設定]から書式記号を利用して、曜日を表示することができる。
- 書式記号は「aaa⇒金」「aaaa⇒金曜日」「ddd⇒Fri」「dddd⇒Friday」を利用する。
- 複数のセルに書式を設定したい場合は、連続した範囲であればドラッグして選択後に書式を設定する。飛び飛びのセルであれば、[Ctrl]キーを押しながらクリックして選択後に書式を設定する。
- Excelは日付や時刻のデータを「シリアル値」という数字で管理しているため、「1900年1月1日」以降のシリアル値に曜日データを紐づけて表示することができる。
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